あまり知られていない緑茶の効果・効能

あまり知られていない緑茶の効果・効能


日本では普段何気なく飲まれている緑茶。
実はお茶類のなかでも随一といってもいいほどの健康効果が確認されています。
今回は緑茶の効果・効能について紹介します。

緑茶とは

緑茶は煎茶、玉露、抹茶などの茶葉を摘み取ってから発酵させない「不発酵茶」全般の総称です。
不発酵茶は、摘み取ってからすぐに加熱して酸化酵素の働きを止め、成分が変化しないようにします。
そのため、他のお茶類に比べると焙煎などの加工をされていないので、健康に効果的な成分が損なわれることなく摂取できます。

緑茶の効果・効能

緑茶を飲むことで得られる健康効果は様々です。

肝機能向上

お茶の苦味やエグみを構成する「サポニン」は、肝機能を高める効果があります。
肝臓はアルコールなどの毒素を解毒したり、代謝をコントロールしたりなどの様々な機能のある臓器ですが、一方では「沈黙の臓器」とよばれ、異常に気づきにくい臓器でもあります。
サポニンは肝臓の機能を向上させる効果があるので、知らないうちにダメージを受けている肝臓を労わることができます。

リラックス効果

お茶を飲んだ時に感じる旨味や甘味は「テアニン」という成分が関係しています。
テアニンはグルタミン酸というアミノ酸に近い構造をしているため、緑茶に旨味や甘味を与えます。
さらに、テアニンには強いリラックス効果があります。
テアニンを摂取してから一時間ほどすると、リラックスをしているときに分泌される「α波」が引き出されます。
α波にはストレス軽減などの効果が期待できます。

テアニンのリラックス効果をしっかり感じるためには、覚醒や興奮に関係する「カフェイン」が少ない種類を選びましょう。
また、80℃くらいのお湯で抽出されやすい成分なので、なるべく温かい緑茶を飲むようにしましょう。

ガン予防

緑茶には医学的な根拠が完全には立証されていませんが、ガンを予防する機能があるとされています。
有名な緑茶の生産地である静岡県は、ガンの標準死亡比が全国値とくらべると著しく低くなっています。
その他にも様々な研究結果が報告されていますが、なぜ緑茶がガンを予防できるのかに関しての決定的な根拠がまだ確認されていません。
今後の研究によって明らかにされることが期待されています。

カテキンの働き

緑茶で一番注目したい成分は、やはり「カテキン」です。
なんとなく体に良い成分であることを知っている人は多いことでしょう。
カテキンは幅広い効能がある健康成分で、注目を集めている成分です。

免疫力アップ・殺菌作用

カテキンには免疫力を高める効果と、高い殺菌作用があり、白血球の働きを活性化させ、免疫力を高めます。

また、殺菌作用はインフルエンザウイルスにも効果があるとされ、近年注目されており日頃から緑茶でうがいをするのがオススメです。

コレステロール値の低下

コレステロールはホルモンやビタミンDなどの原料になるため、なくてはならない成分です。
しかし、悪玉コレステロールと呼ばれるコレステロールは動脈硬化を誘発し、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めます。
カテキンは食事でのコレステロールの吸収を抑制するだけでなく、悪玉コレステロールの量を低下させる機能もあります。体に必要な善玉コレステロールには影響しません。

抗酸化作用

老化や様々な病気の原因となる活性化酸素。
その活動を抑制する作用を抗酸化作用とよびます。
カテキンは高い抗酸化作用がある成分です。

さらに、緑茶にはビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化作用がある成分が含まれています。
これらの成分をあまり傷つけずに摂取できるため、緑茶は最強の抗酸化飲料ともよばれます。

おわりに

今回は今回は緑茶の効果・効能について紹介しました。
日本人には当たり前の存在になっている緑茶には、数多くの健康効果があります。
日頃から緑茶を飲むようにして健康体になりましょう。